お葬式まめ事典

葬儀の歴史

葬儀の歴史は長く、宗教が文明に発生する以前の旧石器時代から行われてきたと言われています。
世界初の葬儀とされているのは、イラク北部にあるシャニダール遺跡です。ネアンデルタール人の墓地の人骨周辺から花粉が発見されたことから、現在でいう副装品という見解が唱えられています。これが葬儀の始まりではないかとされています。
他に、フィリップ・アリエス(1912~1984)は、ネアンデルタール人が死者たちを葬った共同墓地を紹介しています。およそ4万年以上の前のものとされています。
このように、芸術文化を保持し、その活動を行える水準を有していたのがネアンデルタール人であり、調理痕のある化石が発見されていることから、儀礼的に肉を殺ぐことが埋葬方式として行われていたという説があります。

では旧石器時代よりも前の時代は、葬儀のような儀式が行われていなかったのでしょうか。この点については、不明瞭とされていますが、猿人・原人は、死者に対してのの念をもつことや、死後の世界がどのようなものだろかという抽象的な思考能力がなかったと考えられています。
つまり、儀式を行うということは、人間文化の発達に深くかかわっており、人が作り出した風俗・習俗の一つとはっきりと言えるのです。

葬儀・葬式のサポート役

葬儀は、地域、民族、宗教などによって作り出された文化であり、人の命の在り方を知る大切な儀式です。
長い歴史を通して地域の人々が培ってきた習慣は、葬儀様式の中には沢山含まれています。
昔と今と、様々なことが違って進化し続けた社会の中で、昔から受け継がれた大切なしきたりを持って行われる儀式です。
故人にお別れをする葬式では、しっかりとした葬儀事情を考え、しっかりとしたプランを立てて最善のお別れをいたしましょう。

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